NFTを分割してDeFiもできるF-NFTとは?fractional(フラクショナル)を使ってみよう!




この記事の目的
Fractionalの特徴、始め方、使い方(やり方)を理解する。

注意点
当記事は投資の勧誘を行う目的ではなく、投資の成果を保証するものではない。また、不正確な情報は随時更新する予定であるが、執筆時点で入手可能な情報をもとに筆者が解釈したものであり、情報の正確性を保証するものではない。

NFTとは?

NFTとは、ノンファンジブルトークン(Non-fungible Token)の略で、日本語にすると代替不可能トークンである。

代替不可能というのは、一つ一つが違うものという意味であり、逆にファンジブルというのはすべて同じものということである。

例えばビットコイン(Bitcoin)はFT(ファンジブルトークン、Fungible Token)である。今1ビットコインを購入し、それを売却し、もう一度別の1ビットコインを購入した場合、最初に持っていたビットコインも再購入したビットコインも同じ性質のものである。

NFTはそれぞれが異なるため、ゲームのキャラクターやアイテムやトレーディングカードなどに適している。

Fractionalとは?

Fractional(フラクショナル)とは、NFT所有者がトークン化されたNFTの持分(一部を所有している権利)を作成できる分散型プロトコルである。

分散化されたトークンは所有するNFTをガバナンスするための、視覚的な表現のない通常のERC20トークン(すなわちファンジブルトークン)として機能する。

このようにNFTを細分化したFTは一般的にFractional-NFTやF-NFT(Fractional Non-Fungible Tokens)と呼ばれている。

細分化されたNFTを購入するメリット

①購入機会の拡大
F-NFTを利用することでBeepleのNFTのような高額商品に手が届かなかった一般的なユーザーがハイエンド資産の持分を購入することができるようになる

②共同購入
1人でNFTを購入および細分化してF-NFTを販売したり、グループで同じNFTのシャードを購入したりすることで1つのNFTの共同購入を行うことができるようになる

NFT所有者がNFTを細分化するメリット

①価格発見機能
NFTの適正価格を知りたいとするならば、当該NFTを細分化して市場で全体の一部を販売してみることで市場の評価を知ることができる

②流動性向上
NFTの所有者はNFTとして所有している場合よりも細分化されたF-NFTを持つことで出口の流動性が大幅に向上する。NFT保有者はNFTを細分化することで作品全体を売却することなく資産からある程度の流動性を得ることができる。なお、複数のNFTをバスケットとしてまとめ、バスケット自体を細分化することもできる。これはSushiswapやUniswapなどのオンチェーン取引を通じて実現することができる。

③キュレーターフィーの入手
NFTをロックアップした所有者(キュレーター)はキュレーターフィーを受け取る。当該料金はNFTの所有者によって設定されるが、ガバナンスにより過度に高い料金は許可されない。キュレーターフィーは資産運用手数料と同様であり、キュレーターは毎年FTの総供給量に対して一定の割合のフィーを獲得する。なお、当該フィーは取引された持分の価値総額のパーセンテージに等しいリターンのロックを解除する。

上掲の画像のように、NFTをもとにF-NFT(FT)を発行することができる。

NFTの引き出し

スマートコントラクトに保管されたNFTはバイアウトオークションまたはユーザーがFTの100%を蓄積した場合にのみ引き出しを行うことができる。

NFTのバイアウト

NFTの持分を所有するユーザーは継続的に予約価格に投票することができる。この投票価格の加重平均がバイアウトを開始するために必要な価格となる。

なお、バイアウトは予約価格に加えてガバナンスによって設定された最小定足数により制限されることとなる。

定足数以上の投票があった場合、予約価格以上のETHを預け入れた者がいる場合にバイアウトが発生する可能性がある。

上記をトリガーとしてオークションが開始され、オークションの完了時にNFTは引き出されて持分所有者はトークンと引き換えにETHを受領することとなる。

上掲の画像の場合は予約価格は0.1ETHであるので、それを超えた価格で入札を行うとオークションが開始され、落札した場合はNFTを入手することができる。

Fractionalの利用フロー

NFT保有者はNFTボールトを作成することができる。このボールトはNFTを管理し、代わりに持分を表すF-NFTトークン(ファンジブルトークン)を発行する。

NFTの所有者はF-NFTを自由に処分することができる。例えばオークションで販売したり、Sushiswapに流動性を追加したり、単純に友人に送信することもできる。

上述のとおりNFTの購入希望者は資産の予約価格以上のETHを送信することができ、これによりオークションが開始される。

オークションが成功すると落札者はNFTを受け取り、持分トークンの所有者は支払われたETHを請求できるようになる。

DeFiレゴ

NFTをERC20トークンに細分化することにより、トークンはAMMプール、貸出プラットフォーム、オプションプロトコルなどのネイティブDeFiプロトコルで使用できるようになる。つまり、NFTとDeFiが接続され、様々なユースケースが広がる。




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