留意事項
下記の内容は著者がテックキャンプを卒業した時点(2020年2月8日)に開示されている情報に基づく記載であるため、その後の規約等の変更は加味されていない。

卒業後は教材にアクセスできない
テックキャンプの教材はWebでテキストを閲覧するスタイルだが、卒業後はログインできなくなるので、テキストを確認することができない。そのため、復習するためには月額費用(約2万円)を支払い続けなければならない。
今まで大学受験や各種資格試験を受験する中で色々な予備校を利用してきたが、卒業後にテキストを利用できないなんていう話は起こり得なかったので、テックキャンプに入学するまでそんなリスクを考えることすらなかった。
利用規約には下記のようにある。
第9条 (TECH::MASTERの利用)
2.前項の規定に拘わらず、当社が定めるコースに応じて定められた受講期間の満了日後のTECH::MASTER(オンラインカリキュラム)の利用については、当社が別途定める料金を当社が指定する方法により支払わない限り、TECH::MASTER(オンラインカリキュラム)を利用することはできないものとします。
TECH::CAMP利用規約
この点は非常に残念であるが、こういう方針のようなので仕方がない。
サイトを保存しておく
テックキャンプのカリキュラムも後半以降は難解な部分もあり、卒業後に改めてもう一度作ろうと思った時に理解できなかった部分で挫折しかねない。
ただ、ずっと受講生であり続ける金銭的な負担は大きすぎるので、わからなかった部分に関してはあらかじめ卒業前に保存しておけばよい。
もちろん、バージョンアップなどに対応する形でテキストは今後も改訂され続けるであろうから、保存したところで陳腐化は避けられない。
最新のテキストを閲覧し続けたいのであれば、継続受講をし続けるべきだろう。
どのように保存すべきか
まず、保存の方法は以下の3種類が想定される。
・印刷
・PDF
・テキストデータ
ただ、テックキャンプのテキスト場合は印刷とPDFは致命的に利用価値が下がる。なぜなら、コードが記載されているボックスの内容について画面に表示しきれていない部分があるため、肝心な部分が見えないからだ。
つまり、テキストデータで保存の一択になる。
しかし、ブラウザから「名前を付けてページを保存」で保存すると、保存されたページはカリキュラムが一切表示されていないことに気づくだろう。
どういう意図・理屈でこうなっているのかはわからないが、普通に保存することはできないようだ。
そうなってくると、テキストを選択してWordに貼り付けるとかアナログな方法が頭をよぎるが、レイアウトは崩れるわ画像は見れないわで作業効率の著しい低下が予想される。
つまり、受講時と同じレベル感で使いこなしたいのであれば、webページをそのまま保存する必要がある。
Webクリッパーなら保存できる
webサイトのレイアウトをそのまま保ちつつ保存する方法としてEvernoteのWebクリッパーがある。これを使うと見た目そのままにWebサイトを保存することができる。
まt、コードが記載されているボックスもそっくりそのまま保存することができるので、受講中のようにそのままコピペすることもできる。
復習するためには非常に有用な方法であろう。
なお、当然のことであるが、ダウンロードしたコンテンツは著作権法に従って私的利用に留めよう。
保存の手順
①chromeブラウザで拡張機能に「Evernote Web Clipper」を追加する。
②chromeブラウザで保存したいページを開き、アイコンをクリックしてwebクリッパーを起動し、ページ全体を保存する。

③Evernoteを開くと、まるでブラウザで見ているかのように画面が保存されている。

これを繰り返せばサイトの全コンテンツの保存も可能だが、あまりにも時間がかかるであろうから、理解できなかったページを選択して保存するのが現実的であろう。
まとめ
Webテキストをメディアに入れてくれるサービスなどが有れば良いのだが、現状は上記のような方法により地道に保存するしかないだろう。
卒業していきなりテキストが全く見れない状態に突き放されるのは酷なので、こういった方法により画面メモを残すのも一つの有効な手段であろう。

コメントを残す